WTY邸の上棟式が伝統的な仕来りで行われました。そもそも上棟式は、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事に建物が完成することを祈願する儀式です。ところ変われば仕来りも様々ですが、最近は上棟式自体を諸事情で省略する場合も少なくありません。そんななか、WTY邸では伝統的なこの地の仕来りで盛大に執り行われました。夕方になり、棟も無事に上がり親戚縁者や御近所の方々が大勢参集してきました。2階にはお供え物、御...
日本建築家協会栃木地域会主催による「JIA栃木クラブ賞」の公開審査および表彰式が行われました。これは、今年で26回を数える全国で最も歴史のある建築学科学生の卒業設計褒賞制度で、県内の宇都宮大学・足利工業大学・小山高専・宇都宮メディアアーツの学生の卒業設計を審査・表彰するものです。今年は、各学校推薦と公募の中から全8作品が対象となりました。まずは、学生各位による図面や模型を使っての作品説明の後JIA会...
SUM学童保育クラブ園舎の上棟も終わり、屋根の野地板が張られました。外部空間が建物に挿入されS字に流れる保育空間が見えてきました。屋外空間と絡みながら徐々に移り変る保育室空間が現れてきて、、、いやあ~!いいですねえ~!正直なところ想像以上に魅力的な空間です!壁が張られると現れる光の抑揚も楽しみです。(屋根上の状景) (内部の流れる空間) ...
昨日は横浜で「木造福祉施設セミナー」に参加してきました。これは、全国社会福祉施設協議会主催のセミナーで木造の福祉施設を推進する内容で、今後の福祉施設の動向や木構造の法基準・技術指針などについて解説や事例紹介がされました。背景には、福祉事業を支援・補助する法整備が急激に進みむ中、木造の持つ環境面や居住性・経済性などの優位性を活かした施設づくりが望まれているところからです。今まで、大きないわゆる施設建...
WTY邸が着工し基礎配筋も終わりまして、本日検査を行いました。瑕疵担保責任保険の担当者の検査も行い無事に合格!・・というところでした。ここでは、現場の端に置いてある「思い出の品」に注目です。それは、解体前の建物に使われていたケヤキの一尺角の大黒柱と屋根の鬼瓦です。永い間、御家族と共にあった貴重な材料を新しい家にも使おうと丁寧に解体し保存していたものでした。大黒柱はホゾ穴を同材で埋木し再び居間の一角に...