先日、知人宅の震災被害の修復対策のご相談を受け現場を拝見してきました。
栃木県真岡方面は、かなりの揺れが観測され被害の状況も小山方面とはかなり異なっており瓦屋根にブルーシートが架かっている風景が拡がっていました。
知人宅は由緒ある旧家で広い敷地に母屋、書院、土蔵などが建つ魅力的なお宅でした。
状況を拝見しますと、土蔵や母屋は壁の漆喰がはがれ、瓦が落ち、一部 軸組みも歪む程の被害でした。
これから修復対策の検討が始まります。
ここで驚いたのは
そんな被害が大きい同じ敷地内に建つ「校倉造り」のお堂はびくともしていなかった事です。
「校倉造り」は自然通気・湿度調整の妙と思っていましたが
耐震性も極めて優れているんですね。
そりゃあ、考えてみれば当然ですが、恥ずかしながら再認識しました。

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