学生時代の恩師とお話しする機会があって、懐かしい話やいろんな話のなかで
恩師のお嬢さんが面白い本を共著で出版したとの事で嬉しそうに話していらっしゃいました。
そこで、タイトルも面白いし早速購入して読んでみました。
それは、
●「頭のよい子が育つ家」
四十万靖氏と渡邊朗子氏の共著
日経PB社と文藝春秋の発行です。
別に本の宣伝をするわけではありませんが
日本の住宅事情や家族のあり方などを考えさせられる面白い本でした。
著者は現在の日本の住宅環境においてハード面の問題点を指摘しようとして
子供が受験受験と連呼のなか見事合格したものの家庭の住環境は多分に課題点が多いかもしれないと想像し、「有名中学合格家庭」を徹底的に調査すれば、古きよき日本の住文化が失われ行くさまが浮き彫りになるのではないかと仮設を立て調査したところ、その仮設は間違いであり有名中学校に合格した子供が育った家庭環境がむしろ望ましい環境であったとする思わぬ結果になったとの事です。
いわゆる贅沢な子供部屋では勉強せず家族とコニュニケーションをとりやすい環境で勉強していた結果であったそうです。
大切なものを再認識したように思います。
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