11月10日、11日の2日間小山市内の白鴎大学東キャンパスにおいて
「全国高専デザインコンペティション」通称「デザコン」が開催されました。
これは毎年全国の高専生による各種デザインを競う大会が全国各地にて行なわれており、今年は小山高専が主管校となり全国高専の参加のもと開催されました。
高専生の競技大会で最も有名なのはロボットコンテスト「ロボコン」ですが、そのデザイン版ということですね。
コンペティションの各部門は「環境デザイン部門」「構造デザイン部門」「空間デザイン部門」「ものづくりデザイン部門」の4部門で競われます。
今回の開催で「空間デザイン部門」は「EARTHTECTURE・天と地の間に」という難しいテーマであるものの今最も求められているテーマに各地から多くの作品がが寄せられ、事前に一時審査で13点に絞られた後の本選です。
本選では公開審査スタイルで学生から順に作品のプレゼンを受け別室での選考となりました。
審査委員長に千葉大学教授の建築家:栗生明先生、審査員に奈良大学教授のランドスケープアーキテクト:宮崎俊作先生、そして私の3人で務めました。
そして審査員3人の意見が一致し見事!小山高専生の作品が最優秀賞に輝きました。
足尾銅山跡を題材にその歴史や記憶の継承と生態系再生を目指した建築作品で完成度の高さも含め選出されたものです。
写真は受賞後の二人の学生、審査委員長の栗生先生、小山高専苅谷校長先生、担当教官の豊川先生そして私で喜びの記念撮影です。学生にはこの受賞を励みに大いに成長していくことを期待しています。
おめでとうございます。
- http://atkeino.blog91.fc2.com/tb.php/199-0b64121b
トラックバック
コメントの投稿